まずはubuntuを入手する必要がある。Ubuntuの入手 | Ubuntu Japanese Teamから日本語Remix CDイメージを落としてきてCD-Rに焼けばOK。なんといっても無料だから何枚焼いても何台にインストールしても1円もかからない。日本語Remixは現状32bit版しかないようなので、64bitでいきたい場合はDownload Ubuntu Desktop | Ubuntuでドロップダウンリストを64bitにして落とせばよい。12.04も推奨は32bitのようであるが、俺はWindows7を安全圏狙いの32bitにしてちょっと後悔したので、意地で64bitを使っている。
CDから起動すると、ubuntuを試用するかインストールするかを選択することになる。まずはハードウェア的に問題がないかを確認するために試用してみた方がいい。HDDには一切変更を加えないので安心である。
さて、じゃあインストールするべ、となったら、まずはWindows上の使い慣れたパーティション操作ツールで空きパーティションを3つ作ろう。なんで3つも、と疑問に思われるだろうがこちらを見ていただければ納得してもらえると思う。つまりシステム用とデータ用とswap用ということ。ミソはマウントポイントを「/」とするシステム用パーティションの他にマウントポイントを「/home」としたデータ用パーティションを置くことで、システムがアップグレードしてもデータが継続利用できるようにしておく、ということだ。またLinuxではswapパーティションは必須のようで、実メモリよりやや多めに領域を確保しておくこと。
インストールそのものはUbuntuTips/Install/InstallUbuntuPrecise - Ubuntu Japanese Wikiに書かれているとおりにすればとりあえずはあまり問題は起こらないように思う。前述のようにパーティションを手動で設定する場合は、
- システム用(/dev/sda1)
- 領域は30GB程度でよさそう。もちろん余裕があればもう少し多めがいいかも。
- 利用方法はext4
- マウントポイントは/
- データ用(/dev/sda2)
- 領域はシステムとswapをのぞくすべて
- 利用方法はext4
- マウントポイントは/home
- swap用
- 領域は実メモリよりやや多め
- 利用方法はswap
こんな感じで。ただ俺は次にインストールし直すときはこうするつもり、ってだけで自分ではやってないのでなんか問題起きたらぜひ教えてください。一緒に泣いてあげます。もちろんシステム用とswap用の2パーティションだけでもいいので、とりあえず泣くのは嫌、という方はそうしてください。
地域とキーボートとユーザーの設定で3回ほど問い合わせがあるが、基本ほったらかしでインストールは終了するはずだ。インストールはWindowsよりも早く、簡単だと言っていいと思う。