覚えられませんっ

元「覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録」。遅ればせながらブログ移行してみた次第。

はてなダイアリー→はてなブログに移行しました

最近では備忘録を完全にEvernoteに移行してしまったので、はてなダイアリーの更新が個人的に二度手間となり滞っておったのですが、はてブロだとEvernoteから記事がインポートできるのですな。

そんなわけで、はてなダイアリーから移行してみました。

相変わらずいい加減な管理、いい加減な記述、いい加減な更新ペースですが折にふれてだらだらと記述していきたいと思っています。

新しいGmail作成画面でFromを変更

Gmailの新しい作成画面、確かにカッコよくはなったんだけど、ToDoをポップアップさせていると位置が勝手にずれてきて鬱陶しいし、正直前の作成画面の方がいい。でもGoogleさんには逆らえない。無料で恩恵を受けさせていただいている我々乞食は領主様の決めたことに不平不満はこぼせても実力で立ち向かうことなど思いもよらぬことゆえ、Reader廃止だろうが作成画面の変更だろうがぶつくさ言いながらも従うしか無いのだ。まあ大人として生きていればこの程度の無力感など日常茶飯事のように味わっているし、結局は無力感の中で死んでいくわけで、あとは刹那刹那をいかに目を背けて面白おかしくごまかすかであろう。一見して不幸な人間だろうが幸福な人間だろうがその点で大差はないのだと俺は思う。
閑話休題、Gmailの新しい作成画面のことだ。こいつには初期状態でFromが表示されていないので一見したときの使えない感が半端ではないのだが、表示する方法はある。それはToをクリックすること。これは返信の作成画面でも同じく。
「Fromを表示するのになんでToをクリックなんだよFromとToって正反対じゃねえかFromはMeでToはYouじゃねえかLennon-McCartneyの時代から決まってんだよそんなもん気づくかふざけんじゃねえぞ」と俺は叫んだがともかくGoogleさんには逆らえないので粛々と旧作成画面が使えなくなる日を迎えることにする。

Feedlyで日本語検索するには

衝撃のGoogle Readerサービス停止発表からどのくらいたっただろうか。放心状態からようやく脱した俺は、ぼちぼち代替サービスを探すことにした。で、これしかねえだろ、と即見つかったのがFeedly。紹介記事もおおむね絶賛の嵐で、ほとんどの点でGoogle Readerの上位互換、という感じのようだ。小一時間使ってみて、ほぼ問題なくGoogle Readerの代わりが務まりそうだとわかった。しかし困ったのが検索。右のサイドバーから検索窓は即出せて、英字だとインクリメンタルサーチできるのだが、日本語を入力してEnterしてもうんともすんとも動かない。これじゃ使えねえじゃん、と思いきや、解決策が見つかった。
検索窓に日本語を入力したあとで、矢印キー下(down)を押すと、「〜in my feedly」というのが現れる。そこをクリックすると検索結果が表示される。
キーボードで操作できないのと、意味不明に一手間掛かる感じなのが嫌だけど、他に大きな問題点もないようだし、俺としては移行先が見つかってほっと一息というところである。
なおFeedlyへの移行に関してはGoogle Reader から Feedly へ乗り換えた - フィードを登録するためのブックマークレット、カテゴリーの選択画面を広くする、スマートキーワードで特定のカテゴリーから検索する | すぐに忘れる脳みそのためのメモが詳しいようだ。他にはfeedlyがすごい - Google Readerユーザーは試す価値あり - F.Ko-Jiの「一秒後は未来」とかGoogleリーダーからfeedlyに乗り換える人のためのTips | しゅうまいの256倍ブログ neophilia++も参考になる。

【追記】
〜in my feedlyが無くなったみたいですね。ここ参照。さーて、これでまたRSSリーダーを乗り換えないといけなくなった。なんか、このところ、WebやPCの世界が、見た目ばっかり先行させて地味な部分をどんどん削って改悪してる感じがするんだよなあ。あの会社が成功した影響なんだろうなあ、こういう傾向。なんかやるせないなあ。

64bitのubuntuにV2Cインストール

ubuntuにおける2ちゃんねるビューアでは、V2Cが圧倒的に使い勝手が良い。ところがJAVAアプリであるがゆえに64bit版のインストールがどうもすんなり行かなかった。ようやく確実に行けそうな方法を見つけたのでメモ。

  • Oracle JDKを事前にインストール
    • Alt+Ctrl+Tで端末を起動し

sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java
sudo apt-get update
sudo apt-get install oracle-jdk7-installer

  • V2C TopからJREなしのtarアーカイブをダウンロードし、ホーム直下に解凍
  • フォルダを開き、v2cというファイルを右クリック、プロパティ-アクセス権タブの「プログラムとして実行可能」にチェック。これをダブルクリックで起動できる。
  • デスクトップにV2Cのアイコンを作成する場合は端末から

v2c/mkdticon

  • IPAモナーフォントの明朝系を導入すると、なぜかうちではブラウザとかVLCプレーヤーとかのアプリでコキタナイ明朝フォントになってしまう。したがってゴシック系のものだけを.fonts(なければhome直下に作成)フォルダにコピー。

Evernote Webで最新のノートを表示させる

ChromeでEvernote Webをスタートページに登録するとき、「現在のページを使用」にすると、そのとき表示していたノートに固定されてしまう。これを最新のノートを表示させるようにするには、アドレスをhttps://www.evernote.com/Home.actionまで残し、ここから先ををすべて削除してしまえばよい。これを「次のページを開く」として登録してやれば、次からは最新のノートを表示してくれるようになる。

Unity→GNOME Shell→Cinnamon→Unity

Unityがやはり今ひとつ使いにくいので、GNOME Shellに浮気。とりあえずWindowsキーを押せばワークスペースもTaskも切り替えられるし、アプリも起動できる。覚えらんない人的には非常に 都合がいい。マルチディスプレイだとデフォルトでprimary側だけのワークスペースが切り替わるのも、secondaryにVMWareを出しっぱなしにしてXP上の秀丸メール秀丸エディタとEvernoteクライアントを使うのによい。おお、こりゃ使いやすい、と喜んで拡張機能も 幾つか入れて使い始めたのもつかの間、原因不明に重くなる。
そこでCinnamonに行ってみる。これもprimaryのみのワークスペース切り替えが手軽に設定できる。さらにアプリがジャンルごとのメ ニュー形式で選べるし、デザイン的にも良かったのだが、なぜかサスペンドからの復帰に100パーセント失敗する。俺はサスペンドを多用するのでこ れは致命的。
で、結局Unityに戻ってきた。こんな感じで、まだ決定打が見いだせずにいる俺である。アプリ起動→Alt+Space-Aで「すべてのワーク スペースに配置する」にすれば、ワークスペースを切り替えても常に表示できることはわかってるんだけど、特定のアプリをデフォルトで「すべての ワークスペースに配置する」にはどう設定すればいいのだろう?

Ubuntu12.04LTSのUnityを手なずける

さて、とりあえずUbuntuをインストールし、起動できるところまでこぎつけたとして、次にWindowsユーザーを阻む障害はUnityの使いにくさだろう。結局は慣れの問題だと思うので、文句を言いながらも自分の方を慣らしていく、という解決策も大いにありだとは思う。しかし、俺くらい筋金入りの馬鹿になると、新しい物を学習するのは並大抵のストレスではなく、自分の方をUnityに慣らすという選択肢はちょっと御免被りたいと思った。Unityの嫌われっぷりはなかなかの物らしく、Unity退治のHUCKはちょっと調べればいくらでも見つかる。Unityのカスタマイズと導入初期の設定に関するわかりやすいページも多く存在する。俺が特にお世話になったのはUbuntu 12.04 LTS Precise Pangolinのインストールとインストール直後のシステム設定 | UbuntuアプリのいいところとかUbuntu 12.04をインストールした直後に行う設定 & インストールするソフトあたり。こういったすばらしく親切なサイトを見てもらえれば、拙ブログなど不要なのは言うまでもないが、あくまで近い将来の再インストールに備えての個人的備忘録として書かせていただくことにする。

  • Unityランチャーから「システム設定」を起動して行うこと
    • 「追加のドライバ」からグラフィックボードのドライバが入っているか確認。入っていないなら推奨のドライバを有効に。
    • 俺が使用しているNVIDIAの場合は、WindowsキーubuntuではSuperと言うらしいが)を押してNVと入れればNVIDIA X Server Settingsというソフトが見つかるのでそこから設定可能。「システム設定-ディスプレイ」とか画面右クリックとかではできないので注意。これでマルチディスプレイの設定をする。
      • ConfigurationはTwinView
      • PositionはどちらもAbsoluteにして左は+0+0、右は+1280+0(俺のディスプレイは1280X1024、まもなく10年になろうとする年代物なので)
      • 左のみMake this the primary display for the X screenにチェック
    • 「画面の明るさとロック」で画面オフにする時間を延長、ロックするをオフに。
    • 「外観」タブでアイコンサイズを32に。挙動タブでLauncherを自動的に隠すをオフに。
    • 「電源」でサスペンドを「しない」に。
    • 「時刻と日付」-時計タブで曜日と月日の表示、24時間制にチェック
    • 「詳細」からはデフォルトアプリの変更とメディア挿入時の挙動が設定できることを記憶しておく。
  • CompizConfig 設定マネージャをインストールして設定すること
    • Unityランチャーにある「Ubuntuソフトウェアセンター」を起動、検索窓に「Compiz」で検索、インストールして起動
    • 「デスクトップ」-Ubuntu Unity Pluginをクリック。Experimentalのタブを開いて下方にスクロールさせ
      • Automaximize valueの数値を100にする。これで勝手に最大化されなくなる。
      • マルチディスプレイの両方にランチャーが表示されてしまう場合、Launcher Monitorsを"Primary Desktop"に。
      • "Launcher Capture Mouse"のチェックを外す。マルチディスプレイの境界でマウスが止まる動きがなくなる。
    • 「ウィンドウ・マネジメント」のジャンルから
      • "Grid"と”"Snapping Windows"のチェックを外して無効化する
      • ウィンドウの配置をクリック、一般のタブの配置形式を中央にする。
      • ウィンドウの配置-固定ウィンドウ配置位置タブ-固定位置に配置するウィンドウ-新規ボタンからChromiumFirefoxの起動位置を固定する。Chromium→固定位置ウィンドウにclass=Chromium-browser X100 Y1024。Firefox→固定位置ウィンドウにclass=Firefox X1281 Y1024。これでChromiumがプライマリ、Firefoxがセカンダリで起動するようになる。また、ともに「ワークエリアに限定」にチェック。なおChromiumは「Ubuntuソフトウェアセンター」からインストールできるGoogle Chromeとほぼ同じ機能を持つウェブブラウザーUbuntuのデフォルトブラウザはFirefoxなので、Chrome派のひとは入れておくとよい。なお、UbuntuにIEはないので、この二つのどちらかかOperaがブラウザの現実的な選択肢となるだろう。
  • Ubuntu Tweakをインストール、ボタンを右に変更
    • これは「端末」(Windowsにおけるコマンドプロンプト的なもの)からインストールする。Ctrl+Alt+tで端末が起動するはず。起動したら$の右に下記3つのうちの最初のコマンドをCtrl+Shift+vで貼り付け、Return。パスワードを問われたらインストール時に決めたユーザーのパスワードを入力。入力しても何も表示されないがそれで正しいので焦らないように。処理が終わって「端末」が起動時の状態に戻ったら2番目、また処理が終わって「端末」が起動時の状態に戻ったら3番目、と順にコピペしていく。
sudo add-apt-repository ppa:tualatrix/ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get install ubuntu-tweak
    • インストールが終わったらUbuntu Tweakを起動してTweaksをクリック、Windowをクリック、Window control button positionを右にする。これでWindowsタイプの右にボタンのあるウィンドウになる。
    • Tweaks-Unity-Launcher Icon backlightを”Backlight Togglesに。すでに起動しているアプリがわかりやすくなる。
    • Tweaks-Workspaceで左上のコーナーに「ワークスペースを表示する」を設ける。
  • Gnome Tweak Toolをインストールしてデスクトップをお好みの物に
    • Ubuntuソフトウェアセンター」からgnome-tweak-toolで検索、インストール。
    • フォントの変更や、デスクトップテーマの変更ができる。デフォルトの配色になじめないWindowsユーザーは多いかもしれないがこれで変更が可能。
  • スクロールバーが使いにくい場合は、常時表示される普通のスクロールバーに戻せる。「端末」で以下のコマンドを実行し、その後再起動する。
sudo sh -c 'echo "export LIBOVERLAY_SCROLLBAR=0" > /etc/X11/Xsession.d/80overlayscrollbars'
  • 市販のDVDが読み込めるようにする
    • 暗号化解除のためのlibdvdcss2 というライブラリのインストールが必要。以下のコマンドでインストールが可能。
sudo /usr/share/doc/libdvdread4/install-css.sh

なお、Ubuntuでは結構頻繁に更新をインストールしろとかライブラリを入れろとか言われる。俺の乏しい経験上ではあるが、まあ入れておいて損はない場合が多いと思う。

  • ちなみに

俺はUnityの挙動のうち、アクティブなアプリケーションのメニューバーが上部ツールバーと統合される仕様はそれほど気にならない。ある意味省スペースで理論的だと思う。ただ、最大化した時の挙動が断固として許せないので、絶対に最大化せずに使用している。11.10はカスタマイズ後も原因不明に最大化することがあったが、12.04ではそれがなくなったようで、今回まとめたカスタマイズだけでとりあえずウィンドウ周りの不満はなくなった。