覚えられませんっ

元「覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録」。遅ればせながらブログ移行してみた次第。

menuHacker0.09

常駐ソフトの見直しを行い、アンチウイルスとGoogle Desktopを除いては

のみに絞り、常駐機能の多くをTTBaseのプラグインでまかなうことにした俺であるが、アクティブなアプリケーションのフォルダを開くとか優先度を変更するなどは、TTBaseプラグインであるExMenuではなくqdirでもいいかも、と思っていたのはTTBaseとTclock2chプラグインについて - 覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録で書かせていただいたとおり。そして今回、qdirがさらに洗練された(私見)かたちでmenuHackerとして登場した。

menuHackerの概要

ウィンドウの左上にあるアイコンを左クリックするか、もしくはタイトルバーを右クリックすると現れるシステムメニュー。あれを拡張するソフトがmenuHackerである。そもそもシステムメニューは窓の移動、サイズ変更、最大化最小化といった窓操作関連のコマンドであるから、ここにシェードとか透明化なども入れられたら嬉しいじゃないかわかりやすいじゃないか覚えらんない俺でもとまどわずにすむじゃないかだいたいメニューバーをCtrl+右クリックだの中クリックだのはっきり言って忘れちゃうんだよ俺はよ、なんていう人=俺にはぴったり。また、システムメニューはシステム自身にAlt+Spaceというホットキーが用意されているので、ホットキーを忘れてしまい金輪際使わないので常駐させている意味が全くないなんてことがなくなる。んで、デフォルトで用意されている機能は

      • プログラムのフォルダをエクスプローラで開く
      • 最前面
      • シェード
      • このウィンドウを除外して閉じる

などであるが、もちろんFoliaさんのソフトがそれだけですむはずがない。当然iniを編集することで機能の拡張が可能。

menu.ini

まだまだまるでカスタマイズの最中ですが、いちおうまたini晒しときます。いや俺自身他のサイトさんでini とか晒してくれてるとカスタマイズの手間が省けて嬉しかったりするもんで、なんの参考にもならないと思いますが一応。

プログラムのフォルダを開く(&O),run,C:\Bin\Launcher\ExtSel\ExtSel2.exe,%dir%
最前面,topmost
シェード(&S),shade
このウィンドウを除外して全て閉じる(&A),postmessage,others,16,0,0
タスク切り替え(&T),Run, C:\Bin\Env\cltc\cltc.exe
タスクの強制終了・優先度変更(&Q),run,C:\Bin\Env\qt\qt0.exe,,C:\Bin\Env\qt\
透明化0%(不透明),run,C:\Bin\Env\nircmd\nircmd.exe,win trans ititle "%title%" 255
透明化20%,run,C:\Bin\Env\nircmd\nircmd.exe,win trans ititle "%title%" 204
透明化40%,run,C:\Bin\Env\nircmd\nircmd.exe,win trans ititle "%title%" 153
透明化60%,run,C:\Bin\Env\nircmd\nircmd.exe,win trans ititle "%title%" 102
透明化80%,run,C:\Bin\Env\nircmd\nircmd.exe,win trans ititle "%title%" 51
透明化100%(完全透明),run,C:\Bin\Env\nircmd\nircmd.exe,win trans ititle "%title%" 0
exeのパスをコピー,run,C:\Bin\FileUT\Fenrir\clip.exe,%exe%
フォルダのパスをコピー,run,C:\Bin\FileUT\Fenrir\clip.exe,%dir%
menu.ini編集,run,"C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe",%menuini%
      • 「フォルダを開く」ではポチエスに送っている。run,はアプリケーション起動、,%dir%はexeのあるフォルダ。
      • 「タスク切り替え」ではcltcを起動。インクリメンタルサーチによるタスク切り替えが可能。このソフトも更新を続けてくださっているが、俺自身は0.5.3を使用している。個人的には「インクリメンタルサーチでタスクが切り替えられる」以外の機能は必要ないし、最近のバージョンは非常駐で使っているとcltcが起動後アクティブになってくれないことが結構あるので。
      • 「タスクの強制終了・優先度変更」のqt0については初心忘るべからず-スタートメニューを活用するその2 - 覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録参照。
      • 透明化で使用しているnircmdに関してははてなダイアリーさんで紹介してくださっているのでこちらを参照のこと。俺はほんの少々つまみ食いしてるにすぎないが、気合いを入れて使ったら相当強力なユーティリティだ。いや俺は透明化なんて滅多に使わないんだけど、ExMenuプラグイン相当の機能を持たせるために入れてみた。
ほぼ十分ですな俺

現状でも俺はmenuHackerを常駐させる。だってさあ、Foliaさんのソフトの例に漏れずこれも軽いのなんのって消費メモリ160kです。今起動してるあふの100分の1。さらに前述のとおりシステムのホットキーでメニューが出せるので無駄がない忘れない。で、あとは何はともあれメニューの階層化とセパレータがほしいなあ、っていうかそれさえ可能になれば個人的にはもう十分ですな俺ですな。