覚えられませんっ

元「覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録」。遅ればせながらブログ移行してみた次第。

Google Desktop2その後

前回ちょっとボヤキが多くなってしまったGoogle Desktop2であるが、以後一応支障なく使えている。全く感覚的な物言いで申し訳ないが、インデックス作成時は前バージョンよりもちょっと重いなあ、と感じるが、検索そのものは前バージョンより早くなっている感じ。

TweakGDSを利用する

「ディスク容量が足らん」とメッセージを出して起動しなかった件については前回記したが、この現象を調べるため公式サイトに行ってTweakGDSというプラグインを発見。これはGoogle Desktop Searchでは通常はできないカスタマイズを行うためのソフトで、

      • 通常は変更できないインデックスの作成場所を変更する
      • 通常検索対象にできない外付けドライブや「ネットワークドライブの割り当て」でドライブ文字を割り当てたネットワークフォルダを検索対象にできるようにする。
      • 1ページに表示する検索結果の数を変更する。

などを可能にしてくれる。俺はこのうち"Index Location"でインデックスの作成場所を起動ドライブから空き容量の多い別ドライブに変更した。以後例のメッセージは出ていない。

GDS2ではOutlookの検索が手軽になる

俺はOutlookユーザーで、メールは使用してないがスケジュール(予定表)とTODO(仕事)、メモ、アドレス帳(連絡先)はOutlookに頼っている。しかし、Outlookの検索は、「高度な検索」を使わないと全データから検索できないし、「高度な検索」は検索時の設定が細かいのでちょっと面倒である。前バージョンではなかった機能だが、GDS2ではOutlookデータが検索対象となるため、非常に高速かつ手軽な検索が可能になる。検索結果をOutlookで表示することも可能になっているので即修正したり電話したりファックスを送ったりといったこともできる。なおGDS2をインストールするとデフォルトでOutlookにGoogleデスクトップツールバーが組み込まれるのだが、IMEがATOK17の俺の環境ではツールバー上で日本語入力ができない。まだベータ版なので正式版ではOKになることを期待したい。

ツールバーに組み込んでみた

前回からまた少しサイドバー機能を使ってみたが、個人的には「うーん、やっぱり使わないなあ」という感じ。GDSはサイドバー以外にも「フローティングデスクバー」「デスクバー」という形態が選べ、タスクバーにも検索窓を表示することが可能。俺はマルチディスプレイ環境で、左右のディスプレイの雰囲気をできるだけ近づけたいため、右のディスプレイ2にもツールバーを表示している。これまではデスクトップバーにしていたが、ここにGoogleバーを表示してみることにした。タスクトレイアイコン右クリックから「デスクバー」を選ぶとメインディスプレイのタスクバーに表示されてしまうので、ディスプレイ2のツールバーを右クリック→Googleデスクトップを選択、で表示させる。
ここからの検索は検索語を入力した瞬間に(たぶん最新のアイテムだと思うが)アイテムがいくつかポップアップし、また「ウェブ検索」、I'm Feeling Luckyやイメージ検索などを含む「さらに検索」などを選択することで、検索のバリエーションを増やすこともできる。しかし、ここからの検索結果の表示にはは基本的にIEが起動してしまうので、和製タブブラウザで結果を表示したい場合にはそれぞれのブラウザで検索バーをカスタマイズし(方法はローカルディスクをぐぐる俺-Google Desktop Search日本語版ベータ版 - 覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録参照)、そちらから検索する必要がある。

ついでにRSSをツールバーに表示

ディスプレイ2のツールバーにGDSの検索窓を表示するついでといっては何だが、以前インストールして眠らせていたHeadline-Deskbarを表示してみることにした。このソフトはツールバーに電光掲示板風にRSSニュースなどを表示してくれるもの。無償提供されている代わりに広告じみた文字列がたまに流れるが、鬱陶しくなるというほどではない。取得するrdfのアドレスはカスタマイズも効くし、動作も比較的軽めで、GDS2のサイドバーを表示しておくよりも個人的にはしっくりくる感じである。

さらにタスクバーをGUIのランチャとして使う

上記2つだけではかなりスペースが余るので、ここにポチエスShorter Launcherなどの非常駐のランチャの起動トリガーアイコンを登録しておき、マウス操作時に便利なGUIのランチャとして使うことにした。このへんの設定は現在検討中なのでまたの機会に。