覚えられませんっ

元「覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録」。遅ればせながらブログ移行してみた次第。

EBPocket Free v1.0.0公開されました

andoroidのEPWINGビューア、EBPocket Freeがついにアンドロイドマーケットで公開された。
現在俺のis01上で元気に働いてくれているEBPocketであるが、他形式から変換したEBZ形式の辞書も含め、以下のラインナップを入れている。

      • 学研新世紀ビジュアル百科事典
      • ジーニアス英和・和英辞典
      • 研究社 新編英和活用大辞典
      • Collins Cobuild English Dictionary
      • 学研スーパー日本語辞典

当初は英辞郎や大日本百科全書なども入れていたのだが、串刺し検索が尋常でなく重くなってしまったり、ときにはアプリが落ちるのですこし辞書を削った。「設定」から「拡張辞書検索パス」が設定でき、一応そのパス以下に移動したのだが、これらは辞書のメニューには出てこない。将来的に拡張辞書が設定できるようになるのかな。
使い勝手だが、個別辞書検索を前方一致で使用している。この使い方だとインクリメンタルサーチを有効にしていても至って快適に検索できる。しかし、串刺し検索はどうしても重くなる。また串刺し有効だと新編英和活用大辞典が項目にジャンプできなくなる。
りなざう時代に使用していたZtenでは、一部英語辞典のみインクリメンタルサーチを有効にし、入力後Enterキーで他の辞書を検索するように設定できて、これが制限の多い携帯端末では非常に実用的だった。EBPocketでもインクリメンタルサーチ時に重くなってしまうのは変換前のかなの状態から検索を始めてしまうのが一因になっているようなので、こういう仕様になってくれたらなあ、とか素人考えで思ったりする。
あとおそらくこれはandroidの仕様上仕方ないのかもしれないが、一度検索を終えたあと、別の言葉を検索しようと入力窓にフォーカスを移したとき、前に入力した文字列末尾にカーソルが出現するのみで、BSで文字列をすべて消さなければならない。is01の内蔵辞書では画面右端のタッチボタンに「ひきなおす」というのがあり、それで文字列がクリアされた検索窓を出すようになっているのだが、これってやっぱり特殊な処理なんでしょうね。
細かい不満点を小姑のように指摘してしまったが、基本機能に大きな不満はない。既にWindows版のフリーソフトをはじめ、WindowsMobile版、iPhone版もリリースされていて、もはやEPWINGといえばこのかた、というくらいの作者さんのソフトであり、今後も大船に乗ったつもりで使わせていただこうと思っている。