覚えられませんっ

元「覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録」。遅ればせながらブログ移行してみた次第。

読書ノートを晒すことにしました

数年前から、テキストファイルで読書ノートを付けてきた。感想文じゃなく、心にとまった部分を単に書き抜いただけのものである。あまり読み返す機会もなかったのだが、先日まとめて読み返してみると、さすが俺、いいとこ抜いてるよ、こういうことをちゃんと念頭に置いて日々を過ごしていたらもっと充実した人生が送れていただろうに俺の馬鹿馬鹿と思った。こういうものがハードディスクの中に眠ってしまうのはもったいないので、ここに貼っておくことにした。
大きな声じゃ言えないが、俺はこれらの本の多くを図書館で借りて読んでいる。著者の皆さんへのせめてもの罪滅ぼしにここからamazonにリンクして売り上げに微力ながら協力したい。またamazonからはアフェリエイトをいただくことで俺自身も懐をほんの少しでもいいから暖めたい。以前ここでは商業サイトにリンクしたくない旨を述べたことがあると思うが、実はあれから事情が何かと厳しい方に変わってしまったので、前言を撤回させていただきたい。根性なくてすいません。

さて、今日の読書ノートですが、かなり若い頃に読んだ「竜馬がゆく」。青臭く思われるかもしれないが、未だに再読するたびに力をもらえる本の一つである。解説を付けられるような知識も記憶力もない故、引用を箇条書きにするだけにとどめさせていただきたい。あまり一気に抜くのもなんだから、今回は前半からだけ。

      • 「恥と言ふ事をうち捨てて世のことは成るべし」(竜馬語録)
      • 半平太,お前が悪謀家じゃということになれば,もはや人がまわりに集まって来るまい。人が集まらぬと大事はできぬ。されば半平太,悪人というのは,結局,小事ができる程度の男のことだぞ」
      • 竜馬は,議論しない。議論などは,よほど重大なときでない限り,してはならぬ,と自分にいいきかせている。もし議論に勝ったとせよ,相手の名誉をうばうだけである。負けたあと,持つのは,負けた恨みだけである。
      • 竜馬の考えでは,奇策とは百に一つも用うべきではない。九十九まで正攻法で押し,あとの一つで奇策を用いれば,見事に効く。奇策とは,そういう種類のものである。
      • 文明は前進させねばならぬ。同じ命を捨てるなら,そのほうで死ね。
      • 身の用心ばかり考えながら生きる奴は大きらいだ。

後半からの引用は次の更新時に。