今回より、何回連続になるかはわからないがWindowsXPSP2を再インストールする手順を記録しておきたい。あまりにも個人的な部分はできるだけ省略し、多少なりとも汎用性のある部分だけを記述していくつもりではあるが、なにぶんにも記述者が馬鹿なので、ワトスン博士に苛立つホームズの心境になる方もいらっしゃるとは思う。「アフガニスタンにいらっしゃったんですね」とでもコメントし、過ちを優しく正していただけると幸いである。なお、今回いつもの調子で書いているととんでもなく冗長なものになりそうなので、基本的に箇条書きにしていくことにする。
WindowsのインストールからOfficeの設定まで
- 下準備
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- やっとSP2 - 覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録の時にSP+メーカーで作成したCDを準備。
- ディスプレイとUSB1.0ハブ(キーボード、マウス、YAMAHA AP-U70を接続)、USBHDDのみ接続。他のケーブルははずしておく。上記はWindowsが勝手にドライバを組み込んで使用可能となる。モデムカードもちゃんと認識していれば使用可能となるはず。
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- Windowsのインストールと最低限のカスタマイズ
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- テーマをWindowsクラシックに。
- タスクバー右クリックよりスタートメニューをクラシックに。
- デスクトップ右クリックからスクリーンセーバーをなしに、デザイン-効果でクリアタイプ以外を切る。
- コントロールパネル-サウンドとオーディオデバイスでプロパティを開き、サウンドタブから「サウンド設定」を「サウンドなし」に。
- Win+Pauseで「システムのプロパティ」を表示、詳細設定-パフォーマンスの設定ボタンを押し、「パフォーマンスを優先する」に。チェックがすべてはずれるので、「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」のみチェックを入れる。
- スタートボタンから設定-コントロールパネルを開きクラシック表示に。アドレスのアイコンをスタートメニューにドラッグアンドドロップして展開できるように。ツール-フォルダオプション-表示で「システムフォルダの内容表示」「すべてのファイルとフォルダを表示」にチェック、「登録されている拡張子非表示」の解除。
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- ドライバ類のインストール
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- ネットワークドライバインストール→LANケーブル接続→即座にWindows Update。最初はインストーラが入るだけで再起動、次に実際のアップデート。タスクトレイアイコンをクリックして行う必要がある。
- Windowsのアクティべーション
- ウイルスバスターインストール
- DirectXのアップデート確認
- グラフィックボードのドライバインストール→マルチディスプレイを使用可能にする。デスクトップ右クリックより設定でディスプレイ2を有効にする。解像度の変更。
- TVチューナーボードセットアップ。セットアップ以前は不明なデバイスになっている。
- DVD-RAMドライバのインストール
- プリンタドライバのインストール→プリンタ類接続
- ドライブに変更を加える場合にはパーティションマジックインストール、変更したドライブの正常化
- マウスドライバインストール
- ザウルスソフトウェアのインストール。まだ接続はしない。
- 俺の所有しているカードリーダーなどのストレージはすべてWindowsのドライバで動くのでインストール不要。接続し、コントロールパネル-コンピュータの管理-記憶域-ディスクの管理でドライブレターを調整。
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- 必須ソフトやdllのインストール
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- 前回述べた「レジストリ不使用アプリ」のフォルダ(ここでは以降C:\binと表記)を所定の位置に書き戻し。これであふ,、CraftLaunch、BlueWind、ポチエス、QTClip、ClockLauncher、Fenrir、KIKIらが使用可能になる。
- データフォルダの書き戻し
- Caldixを起動。アーカイバーDLLを取得しインストール。
- 秀丸エディタのインストール、regファイルの入力
- フォントのインストール
- ATOKのインストール。環境設定よりスタイルファイルをカスタマイズ済みのものに変更、テンキーを直接入力に。Spaceを常に半角に。(このへんは全く個人的な趣味)ユーザー辞書をデータフォルダのものに変更
- WindowsCDよりFaxのインストール、ついでにMSN Explorerなどを削除。
- VB6、Net Frameworkランタイムインストール
- DivX、Real Alternative、Quicktime Alternativeインストール
- aspi32インストール。(俺のDVDドライブはASPIを入れないとCDexが使えないので。)手順は1)aspichk.exeを起動し前バージョンの有無を確認(ないに決まってるから省略可能)2)aspi.batを実行 3)aspi32.exeを実行 4)再起動
- FinePrint2000のインストール(個人的)
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- Officeのインストールと設定
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- Word、Excelは規定のフォルダを変更。Wordはスタートアップフォルダに昔から使い続けている標準テンプレート(標準.dot)を放り込んでおく。ワードのツール-オートコレクトのオプションから「文の先頭を大文字にする」「表のセルの先頭を大文字にする」をチェックオフ。ワード、エクセルともファイル履歴を4→9に。
- Outlookは面倒が多い。まず何よりもoutlook.pstをデータフォルダにあるバックアップされたものに変更する必要がある。手順は 1)Outlookを一度起動、すぐに終了2)C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Microsoft\Outlook\outlook.pstを削除 3)Outlookを起動すると「ファイルがない」と言われファイルを開く画面になるので希望のデータファイルを指定 4)ショートカット再作成に「はい」5)もしもOutlooktodayのアイコンがおかしい場合は削除してから「フォルダ一覧」を表示させ、そこからドラッグアンドドロップ。もっとちゃんとしたリストア方法があるんだろうが、俺はこれでやっている。*1
- ツール-オプションのメール形式タブで「電子メールの編集にMicrosoft Wordを使用する」のチェックをはずす。これをはずしておかないとWindowsをシャットダウンする際にいちいちメッセージが出てOutlookが終了できなくなる。
- FaxにOutlookの連絡先を使いたい場合、すなわち連絡先をWindowsのアドレス帳と共有するには、Outlook2002ではレジストリをいじる必要がある。レジストリの[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\WAB\WAB4]にDWORD値で"Useoutlook"を作成し値を"1"にする。なおOffice2003ではどうなったか俺は知らない。また、もしも共有している「連絡先」を削除したい場合はOutlookのツール-電子メールアカウント-「既存のディレクトリやアドレス帳の表示と変更」でOutlookアドレス帳を削除。追加する場合も同様に。あとはOutlookでフォルダを表示して追加したい連絡先フォルダを右クリック、プロパティを開きアドレス帳タブの「電子メールのアドレス帳にこのフォルダを表示する」にチェック。
- Outlookはデフォルトだと検索が不便なので、1)ツール-高度な検索を起動し、検索対象を「すべてのOutlookアイテム」に 2)「すべてのアイテム」タブの検索対象を「よく使用するテキストフィールド」に変更して、ファイル-条件の保存でデータフォルダに保存。3)同様に参照ボタンを押して「フォルダの選択」から「保存フォルダ」を選び、検索対象を変更したものを保存。こちらは古いアイテムの検索用とする。4)保存したフォルダをエクスプローラで開き、作成された拡張子ossのファイルをOutlookショートカットにドラッグアンドドロップ。これでこのショートカットからOutlookの全文検索に近いことができるようになる。
- なお、スタートメニュー-プログラム-Officeツール-個人用設定の保存ウィザードを使用すると、Officeの設定の保存や復元がいちおう可能。使ってみたことはあるのだが、こちらの期待通りにはならなかったような記憶がおぼろにある。
- OneNote2003インストールとSP2の適用(俺だけだと思う)
- Outlookが正常に使えることを確認したら、ザウルスを接続、同期。
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ここまでで最低限仕事に使える状態が復帰する。
次は「快適な環境作り」
ここまでではあくまで「最低限」な感じ。ここから「快適」に使える環境を作っていく。具体的にはカスタマイズソフトを使用してWindowsの快適化、スタートアップの整備、コンテキストメニューのカスタマイズなど。でも疲れちまったので今日はおしまい。
読み返してもあまり汎用性は感じないが許してください。
*1:たまたま右クリックしてみて気づいたんだけど、Outlookのデスクトップアイコンからデータファイルの場所が変更できるみたいですね。デスクトップアイコンなんて使わないから気が付かなかった。