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覚えられませんっ

元「覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録」。遅ればせながらブログ移行してみた次第。

初心忘るべからず-スタートメニューを活用するその2

Alt+Tabってどうよ

私はWindows標準のタスク切り替えがどうしても納得できないものです。Alt+Tabを押し、Altを押しっぱなしにしたままTabで切り替えていくわけですが、なんかこの操作、まだるっこしく感じます。マルチタスクがウリのOSなわけですからってゆうかいまどきシングルタスクのOSなんてという感じではありますが、この窓の切り替えっていわばWindowsの命だと思うのですよ。専用の切り替えボタンがあっても少しも不思議じゃないような気がします。マイクロソフトのマウスではデフォルトで中クリックがタスクを順繰りに切り替えていく機能に割り当てられていますが。
キーボードで操作するにあたり、可能ならば決まったキー操作で画面など見ずとも瞬時に目的のアプリケーションに切り替えたいものです。スタートメニューを上手に使えば、常駐ソフトなどなくともそれが可能になります。前回できるだけ「素のWindowsで」ってことを書きましたが、今回私の知恵ではそれは無理なので、常駐しない軽いフリーソフトをいくつか使って実現していきましょう。

まずは「特権階級アプリケーション」フォルダを作成

そこそこパフォーマンスのあるコンピュータであれば、ちょっと使って終了させまたすぐ起動、みたいなアプリケーションの使い方は避けたいものです。私などはコンピュータを使用している間ほとんど起動しっぱなし、というソフトがいくつかあります。こういうソフトには「特権階級アプリケーション」の地位を与えましょう。そしてホットキー一発で起動、起動している場合は同じホットキーでアクティブ化、と行きたいものです。このためのショートカットを集めたフォルダを作りましょう。前回はc:\documents and settings\ユーザー名\favorites\リンクにアプリケーションのショートカット用フォルダを作りましたが、今回はここではなく、c:\documents and settings\ユーザー名\スタートメニューの下に作ります。「特権階級アプリケーション」ですからホットキーで即起動できるようショートカットキーを設定したいわけですが、Favoritesの下ではショートカットキーが有効にならないからです。
もし「特権階級アプリケーション」の数が少ないのなら、c:\documents and settings\ユーザー名\スタートメニュー直下にショートカットを作り、名称にExcel(&X)などとしておけば、Windowsキーに続いてxを押すだけで起動できます。ただ、前回記したようにスタートメニュー直下では使えるアルファベットキーが限られます。スタートメニューの下にたとえばTaskというフォルダを作り、例によってドラッグアンドドロップでスタートメニューのセパレータ上部に登録しておけば、スリーストローク必要になるもののWindowsキー-t-に続いてa〜zどのアルファベットでも使用できることになります。

ショートカットにcuteExecをかませる

二重起動するアプリケーションの場合、単にショートカットを作るだけでは、アクティブ化できません。たとえば「メモ帳」が起動していてそれをアクティブにしたくても、ただのショートカットを実行するのではもう一つのメモ帳が起動することになります。こういうときに二重起動を抑止してアクティブ化してくれるフリーソフトがcuteExecです。「特権階級アプリケーション」フォルダの主たる目的は素早いタスク切り替えにありますので、ここにショートカットを作る際はcuteExecをかませた方がいいです。手順はこんな感じです。

  1. c:\documents and settings\ユーザー名\スタートメニュー\taskにcuteExec.exeのショートカットを作る。
  2. ショートカットのプロパティを開き、「ショートカット」タブの「リンク先」のcuteExec.exeの後ろに半角スペースをおいてアプリケーションの実行ファイルのパスを記述する。パスにスペースが含まれる場合は""でくくること。
  3. ショートカットキーを設定する。
  4. 「アイコンの変更」ボタンを押し、「このファイル内のアイコンを検索」に通常はアプリケーションの実行ファイルを指定する。
  5. 「全般」タブで名称を変更。このとき&を使ってスタートメニューからのショートカット文字も指定しておく。

たとえば秀丸エディタなら、リンク先は

C:\Bin\Launcher\Cuteexec\cuteExec.exe "C:\Program Files\HIDEMARU\HIDEMARU.EXE"

てな感じになります。
上記のようにしてショートカットを作成しておけば、3の段階で設定したショートカットキーでも、「Windowsキー-t-5で設定したアルファベット」のスリーストロークでも起動またはアクティブ化できます。

task用ショートカットフォルダにもうひと工夫

このフォルダ、taskと名付けたわけですから、ここからAlt+Tabのタスク切り替えも代用できるようにしておきましょう。フリーソフトTaskMuExを使います。このソフトも常駐しません。このフォルダ内にTaskMuEx.exeのショートカットを作成するだけです。Alt+Tabのようにキーを押しっぱなしにしないとメニューが消えてしまう、ということがありませんので、使い勝手がよいと感じたら、ホットキーは設定しておきましょう。名称がtから始まるのでスリーストロークがWindows-t-tとなり、これでもかなり軽快に起動できますが。
そして、最後にこれもぜひ入れておきたいのがcuteExecと同じfoliaさん作のフリーソフトQuick Terminatorqt0です。これらはCtrl+Alt+Del*1で出る「タスクマネージャー」の代わりをするソフトです。初心者の方にはちょっと手に余るソフトだと思いますが、大変便利なのでおいしいとこだけつまみ食いできるように紹介しておきましょう。以下のような手順で導入してみてください。

  1. 上記2つのソフトをダウンロードし、同じフォルダに解凍します。*2
  2. qt0.exeを一度起動し、すぐに終了させます。r.ini、m.ini、l.iniの3つの設定ファイルができるはずです。それぞれマウスの右ボタン、中ボタン、左ボタンでの操作を表しています。このままだと左ボタンで強制終了、右ボタンで親フォルダを開きます。中ボタンは何も起きません。
  3. 「覚えらんない人」はどのボタンにどの機能が設定されているか忘れますので、左ボタンにメニューを登録しておきましょう。l.iniの内容を以下のものに書き換えます。
フォルダを開く,Explorer "%D"
再起動 ,qt.exe /reboot %D\%F
強制終了,qt0 "%D\%F"

これだけでもかなり使えると思います。特にアプリケーションが不調の場合に再起動できるのは結構便利です。で、qt0.exeのショートカットをtaskフォルダに作ればOKです。

存在理由に関わる独白

ここまで書くためにいろいろ実験してみたんだが、エクスプローラってすごく不安定なんだね。今までろくに使ってなかったから気づかなかったけど。スタートメニューをいろいろいじっていたら、エクスプローラ自体が固まることがたびたび。少なくともqt0は他の常駐ランチャにも登録しておくべきですね。エクスプローラ落ちたときに再起動できるのはたいへん便利。これまで書いてきたスタートメニューへの登録だけだと、エクスプローラ不調時にはショートカットキーすら効かなくなる。
しかし安定した軽い環境のためにできることは素のWindowsでやろう、が今回の趣旨なのに、今まで書いてきたこと全否定かよおまえ。でも嘘は書けないもんなあ。しかも今回だけでフリーソフト4つも使ってるし。やっぱりフリーソフトって素晴らしいなあなどとなんだか結局フリーソフトの必要性を再認識することになってしまった初心忘るべからずシリーズである。

*1:Windowsのバージョンによってはこのキーで再起動してしまうので注意

*2:解凍がわからない、というところまではちょっと手に負えませんので、ご自分で調べてくださいね。