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覚えられませんっ

元「覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録」。遅ればせながらブログ移行してみた次第。

SL-C3000再セットアップ

しばらく更新をさぼってしまったが、なんとこの間デスクトップ機とリナザウ(SL-C3000)双方に災いが降りかかった。

デスクトップ機でパーティションの不正終了

デスクトップ機の方はハードディスクのエラー。使ってる最中に突然異音がし始め、完全にフリーズ。「やべえ、これはハードディスクだぁ」と電源を切る。仕事が忙しいせいもあり、この糞暑い時期に連日朝8時から明朝2時まで電源はいりっぱなしだったからなあ。電源を入れ直すも起動せず。データは通常はほぼ毎日バックアップしているが、直前にバックアップのパターンファイルを書き換えたりしていて前2日分くらいバックアップを取ってなかった。普段ならリナザウにも仕事関係の頻繁に更新するファイルを毎日転送しているのだが、リナザウも後述する理由で再インストール準備中だったためこれもやってない。これはちょっとやばい状況だ。
もう一回起動してみる。だめ。システムが読めないとぬかす。起動ドライブに何かがあったことは確かなようだ。データは同じハードディスクの別パーティションだから、ハードディスク全壊じゃない限りたぶん救出できるはず。
とりあえずパーティションマジックのCDから起動してみる(初体験)。幸いなことに、起動ドライブはちゃんと認識されている。ドロップダウンメニューに「診断(記憶不明瞭。違う名前だったかも)」というのがあったので試してみる。起動ドライブの診断29%あたりでフリーズしたときと同じ感じの異音がし始め、そこから進まない。なんかエラーメッセージが出るかな、と気長に待つことにする。と、動き出した動き出した。おお、異音が消えた。ぐろろろろろろという力強い動作音になり、「診断」が完了。エラーは番号1516。パーティションが不正に終了した、というメッセージ。調べてみるとCHKDSK /Fで修復できるようだ。試しにもう一回起動してみる。駄目ならインストールCDから起動だな、どこいったっけか〜などと探していると、なんとWindowsフラッグが画面に登場。なんだ、起動できるじゃん。パーティションマジック恐るべし。診断しただけなのに修復までやってくれたのか?
ほどなくCHKDSKの画面となり、CHKDSK後無事Windowsが起動した。ふう。助かったぁ。

リナザウの再セットアップを決意した俺

さて、リナザウの方だが、PCとリンク中にリナザウが応答不能になったのがことの発端。それ以後電源を入れてから使用可能になるまでの時間が延びてしまって、嫌だなあおかしいなあと思いつつ騙し騙し使っていた。程なくわりと頻繁にフリーズするようになり、それでも俺はめんどくせえのが先に立ってフルリセットでごまかして再セットアップをせずにいた。この無精な俺に再セットアップを決意させたのはWizardry日記 on SL-C700(爆)さん。ファミコン版のWizardryリナザウで!SL-C700の画面にWizardryが!の画像を見たとたん俺の頭にたーりらりらりらーりらたらりらたーりらりらりたりらーと羽田健太郎氏によるメロディーが流れ、ニュートラルの侍「しなないたこ*1」をリーダーとする最強パーティーを駆って目をつぶっていてもワードナの玄室にたどり着けたあのころを思い出し、うずうずしてしまったのであった。そこでGB, NES, SNES をりなざうで!!さんを参考にファミコンエミュレーターのznesterを導入し、ROMイメージを入れてWizardryをやってみた。そして困ったことに気づいた。セーブできない。
ぐぐってみると同じような症状の記録を見つけた*2。かな漢のアイコン表示が変になるなど、実に俺のSL-C3000と似た症状。リストアしても駄目で、結局再セットアップした、と書かれている。ここまできたら、やるか。再セットアップ。

下準備

まずはバックアップだが、バックアップすべきファイルはかなりきちんとまとめられてある。いくつかのディレクトリをザウルスドライブで母艦にコピーしておくだけで再インストール時に非常に楽になる。なお、単なるバックアップならザウルスのバックアップ機能を使えばよいのだが、再セットアップ用ということで、アプリケーションなどは入れ直すことを前提とする。
1.デフォルトの「ザウルスドライブ」のパスではユーザー領域しか参照できない。ネットワーク接続で\\zaurus\system\.homeに移動すればシステム領域も参照可能。なお、ついでにインストーラーがWindowsのデスクトップに作ったショートカットもプロパティ-ショートカットからリンク先を変更しておくといいかもしれない。
2.カレンダーやTODOのデータを母艦のOutlookと同期しておく。
3.\\zaurus\system\.home\root\Settingsにはアプリケーションの設定ファイルがまとめられている。ほとんどのアプリケーションはここに設定ファイルを保存している。このディレクトリを丸ごとバックアップ。
4.データ類は\\zaurus\system\.home\root\Documents以下をバックアップ。q2chを使っている場合はここに.navi2chと.q2chrcという隠しディレクトリがあるので、これもバックアップしておく。
5.Znesterはセーブデータなどを\\zaurus\system\.home\zaurus\.znesterに保存するのでこれもバックアップしておく。ただし、あとで書き戻してうまくいくかどうかは不明。

再セットアップの実行

再セットアップ自体はマニュアルに書かれているとおり、完全消去-通常を行い、指示に従って再セットアップすれば良い。プリインストールのソフトなどもすべて消去される旨マニュアルには書かれているが、再セットアップでちゃんと初期状態にもどるので心配は無用である。システムのアップデートは適用された状態で再セットアップされるので、再び当て直す必要はない。まずは母艦との接続を設定し*3、あとはデータを転送し、自分で追加したソフトを再インストールするだけである。俺の場合は以下のような手順になる。

  1. \\zaurus\system\.home\zaurus\Documents\Install_Filesに使用するアプリケーションのipkファイルを転送。また\\zaurus\system\.home\zaurus\Documents以下に適当なフォルダを作り、バックアップを取っておいた\\zaurus\system\.home\root\Settingsのファイルを転送。さらに\\zaurus\system\.home\zaurus\Documents\dictにZten改で使用するEPWINGの辞書データを転送。
  2. ザウルス添付のCDから「ターミナル」「ブンコビュワー」をインストール。
  3. まずFileLaunch。これを入れておかないとファイル操作が不自由なのでいの一番にインストール。設定ファイルはFileLaunch.conf。これをバックアップから\\zaurus\system\.home\root\Settingsにコピー。
  4. エミュレータ関係をインストール。俺の場合、ファミコンワンダースワンのエミュレートをしたいので、zlib、libsdl、ZEmuFrontEnd Ex、ZEmufeex-wsc、Znester、oswanを入れる。*4そもそもエミュレータがうまく動かないことから再インストールを決意したので、とりあえずはやめに入れてしまおうと。
  5. Qualendarを入れる。標準のカレンダーやTODOを一度も起動せずにいきなりQualendarに置き換えたら、なぜか起動しなかった。標準のものをとりあえず一度起動し、データを入力せずに終了してから入れた方がよいのかも。また、設定ファイルはQualendarの名が付くconfファイルとtxtファイルをバックアップから\\zaurus\system\.home\root\Settingsにコピーする。試しに起動してみて問題ないようなら母艦のOutlookと同期する。
  6. KeyHelper Appletをインストール。これを入れておかないとザウルスでのタスク切り替え、アプリ起動が不自由で仕方がない。インストールしてバックアップからkeyhelper.confとkeyhelper.xmlをSettingsフォルダに書き戻し、ターミナルから「$ qcop QPE/KeyHelper "reload()"」 で再読込させる。まだインストールしていないアプリは当然使えないが、そうしたアプリが設定ファイルに記述されていても特に問題は出ないようなのであとでゆっくりインストールすればよい。
  7. 通信環境の設定。俺の場合はCFスロットにエッジカードを挿入し、通信設定を行う。とりあえずここまでで最低限使える環境となる。
  8. 最初の時刻設定では時計が正確ではないので、どんとこいタイムをインストール、時刻合わせをしておく。なお、インストール後アイコンを長タップして「ルート権限で実行する」にチェックしておかないと時刻合わせに失敗する。。
  9. その他のソフトをインストール。俺が使用しているのはZten改ZEditorClipAssistantGUIGrepQ2chなど。このうちQ2chはデータファイルをバックアップから.navi2chと.q2chrcの2つのフォルダを\\zaurus\system\.home\root\Documentsのサブディレクトリとしてコピーしておく。また、ClipAssistantとZEmuFrontEnd Exはアイコンを長押しして「アプリケーションをVGAの画面に最適化して実行する」のチェックをはずしておく。

こんなところでおおかた使える環境ができあがる。使い込んでいる方からみればまったくもって浅い使い方だと思うが、リナザウはもともとの出来が良く、俺としてはこれ以上いじる必然性を感じていない。スペシャルカーネルとかも興味なくはないんですがね。体感速度がグッと上がる、とかなら入れてみてもいいんだけど、現在のリナザウのスピードについては「もう少し速いといいけど我慢できる範囲内」という感覚なので冒険をする気にならないのだ。
なお、今回の再インストールで、いままではSL-C3000本体のHDDに転送していたデータ関係のファイルはすべて512MBのSDに収納することにした。母艦からコピーするのにはUSB2.0のカードリーダでSDにコピーした方が遙かに早いからね。カードが入ってると立ち上げの速度などが不利な気がしていたのだが、実際はそれほどでもなかったことが判明したので。

ところでウィズですが

ようやく10Fに進入。レベルは11。まだ僧侶がマディをおぼえたて、くらいで、現在宝箱開けまくりツアー中です。ようやくカシナート1本入手。いやあ、早く更新したかったんだけど、仕事忙しい上に暇な時間ができるとウィズやっちゃって。更新を待っていてくれた方にはほんとに申し訳ないです。

*1:そもそもこの名はウィズを始めて以来、あまりにたくさんのキャラをロストしたため、祈るような気持ちで付けた名前だった。元は萩原朔太郎散文詩

*2:URLがわからなくなってしまった。申し訳ない。

*3:設定ホーム画面-PCリンクを起動し、接続方式に「PC連携方式」、通信方式に「USB接続(ネットワーク)」を選択。

*4:このへん、現在リンク切れになっていて落とせないファイルが多いようである。従って申し訳ないがリンクは張らないでおくのでご了承いただきたい。