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覚えられませんっ

元「覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録」。遅ればせながらブログ移行してみた次第。

さくさく検索したい俺-Fenrirその1

GoooGOW

俺のデスクトップ機は1ギガのメモリを積んでおり、俺はこのデスクトップ機でほとんどの場合ブラウザ(KIKI)とエディタ(秀丸)、ファイラ(あふ)、MP3プレイヤー(Foobar2000)くらいしか同時に開いていないので、ちゃんと調べたことはないがまあメモリは相当余裕があるだろうっていうか軽いソフトが多いので余りまくっているかもしれない。これが室内空間であればなるべく家具を置かずに空間に余裕を持たせてなどとしゃれることもできるのだが生憎と俺は室内の空間はあればあるだけ消費してしまう質でありそうした贅沢空間の部屋とは出生以来無縁であり椅子さえない部屋では風呂場まで這っていって寝るしかなく目覚めたときにはひとり置いてけぼり。何を言ってんだかって感じではあるがとにかくメモリ空間ではどんなに空いていてもその余裕が目に見えるわけでもなく、この無駄な余裕をGoooを使ってのファイル検索に充てたりした。このソフトはインデックスをすべてメモリ内に保持するため、ものすごい速さでファイル検索をしてくれるが、そのかわりメモリを大量に消費する。俺は嗚呼今数百メガのメモリが消費されているのだなあと思うと実害があるわけでもないのに何となく落ち着かず、まったく根拠もない圧迫感を勝手に感じてこのソフトを使うのをやめた。全然Goooのせいではなくひとえに俺の貧乏性のせいである。まあそれほどファイル名による検索を必要としなかった、というのもあるが。
ファイル名でなく、フォルダ名のみをリストアップしてくれるソフトとしては、これも定番だがGOWがある。こちらもフォルダ名をインデックス化して一瞬のうちに検索してくれ、開いてくれる。しかしこのソフトはインデックスがドライブごとに分かれているので、(あまりないケースだとは思うが)もし目的のフォルダがどのドライブにあるかわからない場合にはドライブごとに検索する必要がありちょっと面倒。また検索は先頭一致のみ。たいへん役立つソフトであるがフォルダ移動のために常用する、というところまではいかなかった。そんなわけで俺は長らくファイル検索にはKWIC、フォルダ移動にはBlueWindを使ってきた。(なぜBluewindか、については俺がランチャを捨てたわけ(2) - 覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録参照)Fenrirが姿を現すまでは。

Fenrir-インストールとスキャンの設定

Fenrirは作者氏によると「ランチャ」という位置づけらしいが、ファイル検索ソフト、と考えた方が一般的にはわかりやすいように思う。ファイル名をインデックス化して高速に検索してくれるソフトである。ファイル名をキーワードに、Goooには劣るもののWindowsの「検索」とは比較にならない速さでファイルを探し出してくれる。さらに探し出したファイルに対しての処理が多岐にわたってカスタマイズできるのがこのソフトの特徴である。
インストールは適当なフォルダに解凍するのみ。レジストリは使わない。起動するとHDD全体をスキャンしてインデックスを作成する。(多少時間がかかるが俺の場合は風呂にでも入ってくるとちょうどいいくらいの時間じゃなかったかと思う。)スキャンするドライブやフォルダ、登録するファイルの種類も自由に設定できる。初めての起動時のスキャンに「いいえ」で答えてスキャンをキャンセルし、インストールしたフォルダのdataというサブフォルダに作成されたScan.iniを編集すればよい。フォルダを変えて複数のFenrirをインストールすることで、「フォルダ専用Fenrir」「テキストファイル専用Fenrir」などを作成することも可能だ。俺はフォルダ専用Fenrirを作っているが、全ドライブのフォルダを一気にリストアップしてくれるのでGOWよりも使い勝手がよいように感じる。フォルダのみだと検索も非常に速い。ちなみに「フォルダ専用Fenrir」のScan.iniは

\
C:\
D:\
E:\
F:\

こんな感じ。1行目はファイル種類の指定でフォルダのみを指定している。言わずもがなだが2行目以下はドライブの指定。
なお、Fenrirはデフォルトでは常駐ソフトであるが、ファイル検索結果に処理を加えたのちすぐに終了させることも可能だ。複数のFenrirを使い分ける場合には起動時オプションに /t(非常駐モード)を加えて起動する方がよいだろう。

オプションの指定

現行バージョン(0.13)では、検索語の入力窓に/oを入力することで内部コマンドのオプションを呼び出すことができる。特に重要な設定は「検索方式」である。Raedmeには特に説明がでていないようだし、俺もあまり詳しく調べていないので詳しいことはわからんが、どうも「中間部分一致」が使い勝手がよいようだ。「先頭部分一致」は文字通り先頭が一致しないと候補にでないし、「スキップマッチング」は候補が増えすぎて探しきれなくなる。アイコンはScan.iniで拡張子を絞り込んでいる場合は表示させない設定、絞り込んでいない場合は表示させる設定にするのがよいと思う。他の設定はいまいちよくわからんのでデフォルトのままにしている。勉強不足ですいません。

検索とコマンド

Fenrirの検索でポイントが高いのはスペース区切りによるAND検索ができる点。ネット上の検索はGoogle、ローカルディスクはGoogle Desktop Search、という俺のような野郎は他の検索ソフトでも思わず複数キーワードをスペースで区切って入力しがち。Fenrirならばそれに応えてくれるのだ。たとえば「sys shel dll」でC:\WINDOWS\system32\shell32.dllを候補に出すことが可能。「ファイル検索はワイルドカード使わんとピンとこねえ」という硬派な方もご安心を。ワイルドカードもちゃんと使えます。また、一度Fenrir上で開いたり操作したファイル・フォルダは次回の検索からは上位に表示されるようになる。よく使うものは自動的に上位にくるようになるわけで、これも便利だ。
さて、検索結果が絞り込めたら、そのファイルに対して何らかの操作をするわけであるが、このソフトはエクスプローラ寄りのソフトではなくどちらかというとテキストファイラ系であり、コンテキストメニューから「送る」を使うというようなことがデフォルトではできない。デフォルトのままだと単にファイルを関連付け実行できるのみ。「えー、送るが使えないの−駄目じゃん」な方もいらっしゃるとは思うが、ちょっと待て。仕舞いまで聞け。いいか。このソフトのコマンドのカスタマイズ、その自由度たるや荒野の三歳児の如し。(なんだそりゃ)その仕様の柔軟さ、わかりやすさは中国雑伎団の如し。覚えらんねえ俺にも使いやすいことチープな電子レンジの如し。でありながら外部ツールと組み合わせの容易なことボタンダウンのオックスフォードシャツの如し。おめえなにいってんだよ無駄な2バイト文字羅列してんじゃねえよといわれればまさにその通りだが、それほどこのソフトのコマンドとそのキー割り当てに関する仕様は良くできていると思う。このへん、次回じっくり書いていきたい。
何だよおめえ仕舞いまで聞いてりゃけっきょくそんだけかよふざけんじゃねえよと思われた方も次回を刮目して待てとか言ってほんとに刮目されたらどうしよう。